ぎっくり腰の痛み3つの症状

一言に「ぎっくり腰」と言っても、痛みは微妙に異なってきます。

「ズッキーン」「グキッ」「ずっしり」「ビリビリ」など表現も様々ですよね。

実は痛みによって原因も変わってくるということは、ご存知でしょうか。

大きく分けて3つに分けられます。

まず「ズッキーン」という典型的なタイプの痛みは、腰部分の捻挫・炎症が原因となっている可能性があります。

背骨の間を支えている間接部分や腰回りの筋肉がダメージを負って炎症を起こしている状態です。

唐突に痛みが走り動けなくなってしまうパターンですね。

日ごろ、動かない状態が多く、筋肉が凝り固まっている状態ですから、日ごろからストレッチなどで筋肉を柔らかくして血流促進させると効果的でしょう。

次に「グキッ」というタイプです。

先ほどとは反対にスポーツの最中など体を動かしている最中に起こってしまうことが多いタイプと考えられます。

筋肉を酷使して限界になり筋肉・筋肉を覆っている筋膜に痛みが走り危険信号を送っているのです。

慢性的な腰痛にも繋がりかねないので、普段からしっかり休息を与えること、ONとOFFを切り替えることが大切でしょう。


腰痛は若い人にも多いと言われています。

衰えてしまった筋肉を再生させるため、リハビリが必要な場合もあります。

最後に「ビリビリ」としびれてしまうタイプですが、これは最悪手術が必要なケースもあります。

突発的な痛みの後にじわじわと太もも・足先・お尻がしびれるような感覚がある場合です。

この場合、椎間板ヘルニアを発症している可能性が高いでしょう。「ビリビリ」というしびれは椎間板ヘルニアの症状である坐骨神経痛なのです。

椎間板ヘルニアは背骨のクッションの役割を果たしている椎間板が外に飛び出して神経に触れて痛みが出るという腰痛の一種です。

整形外科でレントゲンを撮ってもらい、ブロック麻酔やレーザーをしようした手術が必要なこともあります。

痛みがひいてもリハビリを行うこともあります。

どのタイプもただの「ぎっくり腰」で片付けずに一度整形外科を受診することをオススメします。

また、痛みが発症した直後は原因が特定しにくいことが多いです。

ただ、共通していえることは「動かなさ過ぎ」「動きすぎ・酷使しすぎ」のいずれか極端な状態であることが原因になりやすいです。

適度な運動・休養を日ごろから心がけることで、予防ができるのです。

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