ぎっくり腰での休暇は可能?

ぎっくり腰で仕事もままならない程辛い場合があるかと思います。早く治すためには、やはり安静第一です。気になるのは「ぎっくり腰」という理由で休暇が取れるのかということでしょう。

もし職場で衝撃的な痛みが走ったら、とにかく早退して安静にすることが先決です。または、自宅で痛みを感じた場合は、早めに上司に報告しておいたほうが良いでしょう。そして、医療機関を受診し、診断書など必要な書類を用意してもらい、しっかりとまとまった休暇を取れるようにしてください。


ぎっくり腰は「急性腰痛症」とも呼ばれています。お医者さんに事情を説明すれば、診断書を出してもらうことは難しくないようです。また、検査をきっかけにヘルニアを併発していることが判明したり、他の臓器の不調が原因であることが分かることもあります。

一番大切なことは、正しく現状を知り、しっかりと休養することです。「腰痛くらいで休暇が取れるだろうか」と不安がらずに、まずは上司に報告、検査をして必要な書類を揃えましょう。

また、腰痛の原因のひとつに「ストレス」が考えられます。ストレスにより血行不良となり、腰周りの筋肉が硬直したことが腰痛のきっかけとなった可能性もあるのです。

筋肉は伸縮性があれば、突発的な衝撃・負荷にも耐えられます。ですが、凝り固まった筋肉は衝撃に耐えにくくなり、傷を負いやすくなるのです。腰痛をきっかけに休養がとれたと思い、ゆっくり休んでください。

ですが、痛みで寝るのもままならないということもあるかと思います。病院に行くのも辛い場合は、ロキソニンなどの鎮痛剤も有効でしょう。次に患部を冷やして炎症を抑えるようにしてください。

冷却を続ければ、痛みが発生してから2日程経過すると、少しずつ痛みがひいてくるかと思います。トイレや食事以外の時間は横になり、安静を心がけましょう。

痛みがひいて動けるようになってきたら、コルセットをつけてみると行動範囲が広がりますよ。体型・症状にあわせたコルセットを整形外科で処方してもらうことが可能です。

職場に復帰後も痛みが残っている場合は、コルセットをつけておいたほうが良いかもしれません。また、素早い動作は避け、ゆっくり動くようにも心がけたいものです。かがむような動作が必要なときには、膝も使うなど工夫して腰への負担を分散させましょう。

ぎっくり腰で身体的にも辛く、会社を休むことで精神的にも辛いところはあるかもしれません。ですが、休むキッカケができたとポジティブに受け止めた方が良いと思います。ネガティブになって寝込んだりせず、身も心もゆっくり休めるようにしましょう。

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