ぎっくり腰で動けない!対処法とは?

ぎっくり腰になって一番困ることは何でしょうか。

第一に「動けない」ことだと思います。

ぎっくり腰になるタイミングはまったく読めません。

通勤中、仕事中、お風呂に入っているとき、くしゃみをしたとき等々。

だからこそ、動けなくなってしまったときの対処法をぜひ知っておきましょう。

まず第一に、横になれる場所を確保して下さい。

無理やり動き続けても腰の筋肉の炎症をひどくしてしまいます。

過度に筋肉を傷つけることがないように、横になって休みましょう。

横になるとき、自分が一番楽な姿勢を探すことも大切です。

一般的にリラックスできる姿勢は横向きに寝る体勢です。

背中を腰を少し丸めてみると更に楽かもしれません。

可能であれば、コートなどを丸めて足に挟んでみるなど、よりリラックスできるよう工夫してみましょう。

仰向けが楽な場合もありますから、その場合も膝の下に枕のようなものを挟ませて下さい。

休める空間ができたら、ケータイを見て手伝ってくれそうな家族・友人に連絡をとりましょう。

頑張って帰宅して、その日はトイレや食事の用意も手伝ってもらいましょう。



あわてて救急車を呼ぶ方もいらっしゃるかもしれませんね。

どうしても誰とも連絡がとれず、動けない場合は救急車を呼ぶしかない場面もあるかもしれません。

ですが、搬送先で行われることは痛み止めの処方程度でしょう。

病院でぎっくり腰の痛みをリセットしてくれることはありません。

どちらにしても、タクシーや電車を使って自力で帰ることになるということを忘れないでください。

ただし、症状が「腰以外の胸も痛い」「しびれや麻痺を感じる」「用をたす時に違和感がある」という場合は緊急性がある可能性が高いです。

腰痛以外の症状が見られるときは、救急車を呼んで下さい。

最後に、休む場所もあり手助けしてくれる人も見つかった後は「患部を冷やして安静にすること」です。

一番大切な対処法です。

筋肉の炎症をを抑えるため、保冷剤などで痛いところを冷やしてあげましょう。

袋に氷を入れただけの簡単なものでも良いです。

冷却タイプの湿布をすぐ買ってきても良いでしょう。

ただし、冷やしすぎると返って一時的に血流が多くなって痛みが強くなってしまうということが考えられます。

保冷剤の場合は20分程度冷やして、少し離してください。

湿布の場合は、体温より温まってしまったと感じたら張り替えるようにしましょう。

また、手でずっと保冷剤などを押さえるのは負担になると思いますので、その場合は、バスタオルに保冷剤を包み、そのまま腰に巻きつけると楽でしょう。

一晩たって、動けるようになったら病院で一度腰の状態を検査してみると尚良いです。

腰痛だけでなく他の病気に繋がっている場合があるので、検査することをオススメします。

突然の痛みに動揺せず、正しい対処法でその日を乗り切りましょう。

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