突然ですが「ぎっくり腰」のイメージって、どのようなものでしょうか?
その名前の通りぎっくり!と大きな衝撃と共に痛みが走っていてもたってもいられない。腰に手を当てて「こ、これ以上動けない…」と固まっていしまっている姿。
こんなことはなかったでしょうか?
職場で、目の前で職場の人がぎっくり腰になった瞬間を目撃しました。もちろん、偶然です。
何の前触れもなくいきなり「もう動けない。」と言って固まってしまったんです。
前かがみになった体勢から動くことが出来ない。トイレに行くのも一苦労。大人二人係で1時間程かけてトイレに行っていました。
その後、一週間は寝たきりの状態だったと聞きました。自然に治るのを待って1週間以上寝たきり!?風邪よりよっぽどたちが悪いですよね?
なんだか考えれば考えるほど分からないことばかり。
ぎっくり腰とは何と厄介な奴なのでしょう。
そもそもぎっくりってなんだよ!ただの「腰痛」とは何が違うのでしょう?
特効薬ってないの?予防ってできないの?
いやいや、こんなに医学が発達してるこの時代になんでこんなに悩んでる人がいるんだ?
いやいやいや、それよりやっぱり由来が気になる!
ぎっくり腰へ対する疑問・不満(?)を解明してみましょう。
第一に気になるのはその由来です。
ぎっくり腰とは、別名『急性腰痛』『椎間捻挫』とも呼ばれているんだそうです。
英語では「slipped disc」と表現されます。
『ぎっくり』という言葉の意味は『不意を突かれて驚き動揺するするさま』と辞書に載っています。
『不意に突かれた』ような衝撃的な痛みが走るので『ぎっくり』なんですね。
ちなみに、地方によっては『びっくり腰』『ぎっくら腰』と呼んでいるそうですよ。
更に、ぎっくり腰とはなぜ発症してしまうのか?一番気になるところですよね。ネットで検索するとすぐに要因が出てきます。
『筋肉疲労』とか『急な過負荷』『デスクワークの人も要注意』『運動不足な人はなりやすい』などなど。
しまいには『寒いとなりやすい』『季節の変わり目はなりやすい』と考える人もいるようです。
結局いつ何時、誰が『ぎっくり腰』になってもおかしくないということじゃないですか!
一言でぎっくり腰と言っても原因はヘルニアが関係している場合もあります。
また、背骨関連の捻挫であることもあります。筋肉の損傷・炎症が起きている場合もあるのです。
体の要である『腰』です。
日ごろから家でのストレッチや整体院で腰のケアして予防に努めたいものです。