ぎっくり腰の時、まず自分でできることは何でしょうか。
家にある湿布を貼るという方が多いでしょう。
その湿布って温感タイプですか?
冷感タイプですか?
冷やすか温めるかで効果はまったく違ってくるんです!
冷感タイプと温感タイプを二種類常備しておくと便利です。
冷感タイプと温感タイプの効能を整理してみましょう。
急性の痛みには冷感タイプがおすすめ。所謂パップ剤と呼ばれる、スーッとした香りのものです。
炎症を起こしている・腫れがある場合に使用します。
8~12時間程度効果は持続しますので貼り替えるとしたら1日2回程度ですね。
逆に、慢性的な痛みを伴う場合は温感タイプです。肩こりや神経痛には温感タイプです。
温めると血管拡張をして血行促進を促すのです。
痛みを抑えてくれる成分が入っているタイプがあるので効能をよく見て選んでみましょう。
「サリチル酸メチル」などが入っていると痛みを和らげてくれます。
逆にカプサイシンが入っているものは、肌の弱い方だとかぶれてしまう事があるので注意。
この「温」と「冷」のいい所とは?
ぎっくり腰の場合更に重要になるのは使い分けです。
まず、痛いとこをに冷感タイプを貼りましょう。2~3日は冷やすと効果的です。炎症をまずは冷感タイプで抑えます。
痛みが少し引いてきたら温感タイプに切り替えましょう。この切り替えることがポイントです。
血行不良はぎっくり腰の大敵です。冷やし過ぎは血行不良を引き起こします。痛みが取れたら、血行促進していきましょう。
温感タイプも冷感タイプも貼り方ひとつで更に効果アップが期待できますよ。
一番痛みのある患部から指4本分くらい上の位置に横向きに貼りましょう。
小さいサイズであれば縦に左右1枚ずつ貼るのも良いです。
剥がすときには、ぬるま湯で濡らして剥がすと痛くないですよ。無理やりべりっと剥がして肌が真赤になること、あります。
腰痛以外にも肩こりや筋肉痛など、使い分けていきたいですね。