「ぎっくり腰」と聞いてすぐ想像するのは腰に手を当てて苦しい表情をしているイラストだと思います。
ちょっと前にバラエティー番組の「イッテQ」でイモトさんがぎっくり腰になった際にスタッフが調べた画像が話題になりました。
ご存知の方も多いかと思います。壁に手をついて「POW」と叫んでいるイラストです。
シュールな画像ですぐ検索ワードのトップに躍り出ました。画像は「腰痛法人ギックリー」というWEBサイト。
腰痛経験者を多く救いたいといういたって真面目な法人で、腰痛の対策マニュアルも出しているところです。
傍から見れば滑稽な姿勢なのでしょうが、本人は笑っていられないほどの痛みですからね。
笑いたくても笑えないほどの痛みは、経験者でなければ分からないでしょう。
さて、このように世の中には腰痛に関するイラスト・素材がたくさんあります。概ね、腰をかがめて痛がっている男性です。
箱を持ち上げようとして腰に衝撃が走っているおじさん。床を這いつくばっているサラリーマン。
ちょっと疑問なのはなぜ、おじさんの画像が多いのだろうということ。男女比ってあるんでしょうか。
実はぎっくり腰には男女比で偏りがあるそうです。女性は肩こり・生理痛で悩んでいる方が多く、腰痛を訴えるのは男性の方が多いのです。
原因はいくつかあるのですが、まずひとつ「喫煙者が多い」こと。喫煙は血流の悪化を招き、筋肉を固まらせてしまいます。
腰痛の大敵は「血流の悪化」です。喫煙は腰痛の原因となるんですね。
もうひとつは「お財布」です。男性の多くはお尻のポッケに財布を入れることが多いでしょう。
お尻にお財布を入れることによって知らず知らずのうちに骨盤・姿勢のゆがみを招いてしまいます。骨盤のゆがみから、腰周りの筋肉に負担がかかり腰痛を発症しやすくなってしまうのです。
逆に女性はショルダーバックを肩にかけることが多いので、肩こりが多いのかもしれませんね。
腰痛の画像から、意外と男女比があるということが分かりました。腰痛に関するユニークな画像も話題になったようでしたが、ぎっくり腰の辛さが多くの人に分かってもらえることを願っております…。